研究に必要な化学情報
こんにちは。
今日は、研究に必要な化学情報について。
研究の企画や報告書作成の段階で必要な情報は問題を認識し、明確化するのに必要な概念的な情報が主で、これらは概念事項の遡及検索によって調べられます。
これに対し、研究の実施の段階では、具体的に実験計画を立てたり、実験中に得られた物性データやスペクトルデータの確認、分析、解釈などに必要な特定事項の情報と自分の研究に関連した研究の現状についての情報が必要になります。
特定事項の情報にどんなものがあるでしょうか。
物質についてみれば融点、沸点などの物理定数、溶媒に対する溶解性、安全性、毒性、生理活性、スペクトルデータ、化学反応性などがあげられます。
そのほか、化学反応や実験技術などの情報も特定事項の情報です。
そのような情報を得るにはまず、CAかオンライン情報検索を使って抄録を調べ、次いで原論文をあたるのが一般的です。
しかし、この方法だと情報を入手するのに2度手間がかかります。
そこでこのような手間を省くのに辞典、便覧、ハンドブック、スペクトルデータ集などのデータブックが愛用されています。